■富田和明的太鼓合宿 Oh!太鼓
叩く見る聞く笑う語る
僕が「Oh!太鼓」で目指すものは音楽教室としての太鼓ではないし、日本の心に触れることでも心の音楽療法というものでもない。結果的にそうなっている面もあるかもしれないが、それを目指すのではない。
「太鼓を通しての自分という肉体表現」、これを考える場でありたい。第5回の内容は、声と太鼓の富田オリジナル曲『八重の恋』を叩きます。
内容／八重の恋
（劇団青年座スタジオ公演「人魚まる裸みだれ髪」劇中曲より。富田作曲）
若い役者たちと一緒に過ごす中で生まれた、声と太鼓の迫力あふれる太鼓です。初心者の方から、経験者の方まで幅広く楽しめます
9月29日から始まるお芝居『人魚まる裸みだれ髪』の劇中太鼓曲の練習が始まっています。お芝居のクライマックスでの役者勢揃い人形みだれ髪での演奏です。役者たちは声が命、その命の声を大いに使っての太鼓です。それがこれまでの太鼓曲とはちと違う味になっていると思います。タイトルは『八重の恋』と名付けました。これまた太鼓の曲名とは思えないタイトル！激しく海に投げ出されるような恋の顛末とは・・・。
- 『八重の恋（やえのこい）』
- 2001年9月、劇団青年座上演劇「人魚まる裸みだれ髪」劇中太鼓曲。八重はこの劇中での主人公の一人。最後のクライマックスのシーンに、役者揃い踏み人形みだれ髪状態で叩かれる、八重の恋の行方。荒波に悶え、嵐に船を漕ぎ出す八重の恋はどうなるのか・・・・。（八重とは「汐路」という意味もある、というのは作家・江尻氏の言）
合宿のスケジュール（これは予定ですので、当日の変更があります）
●11月10日（土）
1：00 受付 部屋確認 レクチャー
搬入準備など
2：00〜 稽古スタート（音楽室）
Part.1
途中休憩（約30’）
Part.2
5：30 自由稽古
6：00〜7：00 夕食（食堂）
7：00 自由稽古 休み
7：30〜9：00（講堂）
Part.3
9：00〜11：00？
親睦会（まず乾杯の後、風呂10：00まで）●11月11日（日）
7：30〜8：30 起床（シーツ、枕カバーの片づけ）、朝食（食堂）
8：30 部屋の片づけ
9：00〜 稽古スタート（講堂）
Part.4
12：00〜1：00 昼食（食堂）
1：30〜 稽古再開
Part.5
4：30 搬出 片づけ そうじ
5：00 終了 解散●参加費について
会員参加費用 18,000円 宿泊、全食事、親睦会会費、太鼓使用料などを含む（太鼓アイランド非会員は、入会金として別途1,000円。 学生は2,000円割引あり）
●集合について
1）電車（ＪＰ東海道、新幹線、小田急）で来られる方は、
12：30に小田原駅西口前集合（参加者には、別途地図をお送りします）
新幹線の時間などで多少遅れそうな方は、45分にもう一便を考えていますが、30
分で問題ない方は12：30集合にしてください。
2）車で来る方は、現地1：00集合
東京方面からは小田原厚木道路 荻窪IC下車 10分（参加者には、別途地図をお送りします）
送迎にお手伝い頂ける方は、12：30に駅西口
●会場について
場所／神奈川県小田原市 塔ノ峰青少年の家
〒250-0055 小田原市久野4866-2 Phone 0465-22-6268●食事について
食事は自炊です。用意は、お手伝いの女性にお願いしてありますが、片づけは、皆さんで（三班に分かれて）お願いします。1日目夜は鍋、2日目昼はカレーライス
夜に鍋料理になると、すでに宴会モードになりますが、しばし我慢。●その他
資格など／初心者歓迎 国籍若老男女問わず（ただし年齢は、中学生以上。小学生の場合は要相談）定員15名ほど持ってくるもの／自由に動ける服装と稽古用靴。汗をかいた後の着替え、お泊まりセット、筆記用具。 バチを持っている方は、持参してください（持っていない方はバチ代実費1,500円をいただきます）
●注意（寒さについて）
標高が500メートル以上あります。多少の防寒の用意をお願いします。
寒い場合は、太鼓を叩く講堂にストーブも置きます。
宿泊の部屋の中には、火災予防のためストーブが置けないことになっています（食堂と親睦会の場所にはストーブを置きますが）。廊下には置けます。
ホッカイロなども持ってきたほうがいいと思います。※第三回のOh!太鼓をここで開催したときは、11月25日〜26日でした。これはもう冬の寒さに近いものがありましたが、今回は、ちょうどよい気候の時ではないかと思っております。ただし、下界とは温度差がありますので、ご準備を。
問いあわせ・申込み／ 打組-富田 utigumi@tomida-net.com
または→?＆Fax ０４５-９１３-５５８２ 留守番電話になっている時は、ご用件、お名前、お電話番号をメッセージに入れてください。後ほどこちらからお電話を差し上げます。
※劇団青年座『人魚まる裸みだれ髪』公演メンバーによる「八重の恋」練習風景 左より、岡部大吾、田鹿幸太郎、山本美也子、山崎秀樹、富田和明、 川久保壮一、佐伯和来、小田切健、畑真由美 『人魚まる裸みだれ髪』公演参加エッセイ『秋の海 光る月 人魚の風』はこちら
