●打組という言葉は、鼓童時代の1986年2月、八重山の公演旅行中、取材に立ち寄った沖縄県竹富島で初めて耳にしました。
それは、島の『喜宝院蒐集館』学芸員(現・館長)、上勢頭 芳徳(うえしぇど よしのり)さんからお聞きした島の古い言葉
「美仕草(かいしくさ)や 打組(うつぐ)みどぅ 勝(まさ)りょうよ」
の中にありました。五百年ほど前から島に伝わる言葉だそうです。
上勢頭さんから教わった発音は、「うつぐみ」でしたが、僕の打組は、デザイナーの野村高志さんの助言により「うちぐみ」と読むことにしました。
●『打組(うちぐみ)』は1995年1月に誕生した、富田の、もう一人の富田による自設応援団の名前です。
●『月刊・打組』は1995年1月、打組の誕生と共に開始された、富田和明の完全個人通信です。
すべてが本人の手作り、太鼓のこと、コンサートのこと、旅の話、日々の出来事、最新コンサート情報等々、その時々の富田が一番伝えたいメッセージを気ままに綴ります。
発行は1年10回(1月と2月、7月と8月は合併号)。10年間、100号まで発行しました。
●インターネットでは1999年6月号より、『月刊・打組 最新号』を掲載しました。
オリジナル版(紙版)の発行は、100号で終了、101号からは、インターネット版のみとなりました。
●電網・打組(ネット・うちぐみ)は、インターネットのために作られ、1999年6月14日からスタートしました。
●どうぞ、末永くお付き合い下さい。よろしくお願いいたします。
富田 和明