淡路島 御寺版鶏音鼓
発響!
富田和明 鶏音鼓2006 千福寺公演 終演
3月18日
Photo/KUBOTA Mari
淡路版・鶏音鼓 が、発響いたしました。 お寺での特設ステージに客席。 狭いながらも、一席一席に気遣いが溢れていました。なんとか少しでも窮屈に感じないよう、見難さを感じさせないようにと、千福寺住職夫妻が一生懸命工夫してくださったものです。 僕も、お寺の空間を生かした演出になるよう、スタッフが少ない中、試みてみました。いかがでしたでしょうか?
ふだんは畳がずらりと並ぶ48畳の大広間+10畳ほどの応接間、そしてご本尊が奉られている本殿を後ろに舞台客席造りをいたしました。 屏風に襖絵、置き飾り。 そこかしこに芸術作品(日本南画界の第一人者、直原玉青画伯が描かれた絵が多い)が置かれている贅沢な空間です。普段はもっと沢山あるのですが、今回はやはり何が起こるか判りませんので、危険を避けて一部作品は別の場所に移動させましたが、それでもまだ歴史の中で太鼓を叩かせて頂いている雰囲気です。
江戸時代の寛永年間(1624〜1643)、三熊山の麓に洲本城を築いた際、この場所にお寺ばかりを集められ寺町通りになった時に、ここに来たわけですから、350年以上前のお話ですね。 こんな場所が太鼓が叩けるなんて、ありがたいことです。
淡路版の鶏音鼓。 ホールでは出来なかったことの一つに生火を使いました。 ロウソクです(※変な使い方はしていません)。
大太鼓・発響の打ち込む前に灯りを消して、ロウソクを持っての登場。 そこで何が起こったのか‥‥‥。 残念ながら、これは東京ではできません。。。
東京公演とはまた違う空間で、お客さまの雰囲気も違います。 その時、何が起こるか誰にも判らない。 ここのお客様はこう来たのか!と、その出会いが心ときめかせる。
鶏音鼓は、たった一人逃げ場のない舞台で、それをお客さまとどう楽しめるかが、テーマ。その思いもしない反応があるのが、嬉しいです。
もっと東京、淡路、その他の場所でも鶏音鼓をやってみたい。 準備はかなり大変なんですが、一つ終わると、またやりたいと気持ちが込み上がって来ます。
満員御礼。 雨の中、お越し頂きました皆様、島外からもたくさんお越し頂きまして感謝しております。 本当にありがとうございました。
夏の訪れを告げる七月にも、あなたに鶏鼓! まだまだ続きますよ。 7月の鶏音鼓・東京公演詳細はこちらをクリック
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千福寺、ならびに阿吽のつどい、お手伝いの皆様と終演後に Photo/YAMASHINA Tenko
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<夏のお知らせ>
『千福寺夏祭り 2006』
7月2日(日)夕方4時〜ご法楽など 7時〜奉納太鼓
入場無料・お近くの皆様はぜひお越し下さい
アトラクション出演/富田 和明
他にもお寺の特別編成太鼓グループなど
会場/玉青山
千福寺(せんぷくじ)境内(雨天の場合は大広間)
兵庫県洲本市栄町4-3-51
?0799-22-3309
お寺、案内のページ
太鼓アイランドメンバーの皆様へ/奉納太鼓に参加してみませんか? 7月2日(日)、洲本千福寺・夏祭り奉納太鼓 参加者募集中!
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淡路島の中央に位置する洲本市市街にあるお寺さんです
千福寺(せんぷくじ)には、2005年9月に死去された日本南画院会長の直原玉青(じきはらぎょくせい)さんが描いたふすま絵が数多く飾られています。
DATTE 2006
Taiko-Island Party
稽古場発表会-写真館
『ダッテ、太鼓のアルバム』
撮影/中村 嘉春 その他
叩いて 飲んで 喰って 笑って‥‥だって
『打っ手/DATTE 2006』
2006年 3月25日(土)夕方・5時開演 30分前開場
皆様、こんばんは。 一年間のご無沙汰でございました。
ご機嫌いかが、お過ごしでいらっしゃいましたでしょうか?
ワタクシ、司会の「たまお〜きヒロシ」でございます。
太鼓は世に連れ、世は太鼓に連れ。
春、夏、秋、冬、廻(めぐ)る季節が早いのか?
はたまた迫る加齢が早いのか?
季節か、加齢か?さあどっちがどっち。
今年も桜の花が、全身に喜びを咲かせようとしております。
おめでとう、WBC日本代表!
負けるな、太鼓アイランド、妙齢の響き!
さあ開演でございます
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弾!打からアゼリア 太鼓アイランド江東『弾!打から団』12名
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目黒八丈-男組、女組 太鼓アイランド目黒『伝統太鼓塾』5名
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桶鯛(おけたい)ヒラソル 太鼓アイランド草加『桶鯛』5名
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富宅(とみやけ) 太鼓アイランド目黒『伝統太鼓塾』6名
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桶然(おけさ)アゼリア 太鼓アイランド横浜『桶然』4名
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奏活!八丈 太鼓アイランド草加『和太鼓・奏活!』8名
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コスモスソロバン 富田 和明
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MASARU 太鼓アイランド・合同 18名+?
※八丈と富宅は伝統太鼓を富田が編曲、それ以外はすべて富田和明が作編曲
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出演者集合写真撮影
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お越し頂きましたお客様、アルバムの一ページ、一ページ、お楽しみ頂けましたでしょうか?
そして参加の皆様方、お疲れさまでございました。
また一年後、『打一好祭(だいすきまつり)2007』でお会いいたしましょう!
(※司会者の名前の玉は宝玉の事でございます)
お疲れさまでした! 2006.3.25
Next DAISUKI-MATURI 2007 is also the 10th anniversary TAIKO ISLAND
まだ太鼓アイランドに参加した事がない皆様、
または最近ご無沙汰な方、
今すぐクリック!
インターネット版 『月刊・打組』 2006年4月号 No.107
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