GWの整理棚 理想の笑顔
20年前のあの日-1986年冬の佐渡で-
5月5日
今年もGWがやってきた。 もうすぐ終わりですが。
世間の多くの皆さまが、休暇を楽しむ期間、太鼓アイランドはほぼ休業といったところです。 時間がたっぷりあるような気がして、日頃溜まっている事務所の整理整頓に手を付けようとしましたが、僕の悪い癖で、 「ありゃ!これがこんなところに‥‥」 捜したい時には出てこないのにな〜。と、感慨に浸ること多し。 まったくはかどっていません(いつものこと)。
今回も、昔のお写真の束が、目の前に現れました。
確かこれは、1986年の冬だと思いますが、日付は不定です。
青春出版社の雑誌の取材でいらしたカメラマンの方が、後で現像して送ってくれた白黒写真の束でした。 カメラマンの方のお名前も判りません。申し訳ありません。
僕が28歳の冬。 一番、元気だった頃ですが、写真を見る限り、あまり機嫌はよろしくないようであります。この日は。
当時は、取材陣が連日押し寄せて来ていまして、カメラを見ただけで僕は嬉しくないのです。 無理矢理、笑っているような気がします。
今でもたまに取材は受けますが、やっぱり苦手。 基本的に恥ずかしいのです。 宣伝して、喋って、写真を撮ってもらって、皆さんに知っていただいて、興味を持って頂いて、コンサートに来ていただかないといけないのですが、恥ずかしいのです。 今でも。
恥ずかしがり屋ですが、無視されるのも寂しい。 矛盾していますので、これも自己嫌悪。
でも、今の方が楽しんでいますよ、やっぱり。 当時は、体の調子が良くてもいつも悩んでいた(主に恋か?)。 それをかき消すように懸命に太鼓を叩いていました。
あれから20年。体は若返りませんが、気持ちはどんどん若返っているワタクシです。
昔に戻りたいとは思いませんが、懐かしいです。 50を目前に、想い出捜しをしてしまったGW。
しばし、20年前の佐渡に、お付き合い下さい。 場所は、新潟県佐渡島(旧・真野町)大小 稽古場。
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そんなGWに、待ちに待ったイラストが届きました!
鼓童時代のファンの方で、造形作家?
僕も詳しくはよく解っていませんが、名古屋市在住の奥崎裕子さんこと遊鼓(ゆうこ)さんからです。
太鼓芸能生活 30周年記念企画のイラストを昨年からお願いしてあったのです。
こんな笑顔が理想の、僕です。
※これはイメージであって、実際には太鼓を背負っては歩きません。 イラスト/遊鼓(ゆうこ)
30周年企画の発表は、6月の予定です。 お楽しみに
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GWが終わったら、また始めましょう!
インターネット版 『月刊・打組』 2006年5月号 No.108
Eメール utigumi@tomida-net.com まで
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