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富田和明的個人通信

月刊・打組

2008年 8月号 No.119(8月1日 発行)


2008年の夏

暑中お見舞い、申し上げます

写真館 Summer photo gallery

撮影/梶山 博明

舞台照明/村上 智子 門仲天井ホール

7月19日

 門仲天井ホールは、1997年、佐藤健作との歳末叩き合い『和太鼓体感音頭』シリーズから始まり、熊谷修宏との『和太鼓★新紀撃』シリーズ、また番外では、齊藤栄一との『和太鼓 トーク齊富』、そして私のソロ公演『鶏音鼓 発響』と、もう10年以上使わせて頂いております。

 これまで二人の太鼓打ち、或いは一人で叩いていたホールでしたが、今回は一気に男女六人の太鼓打ちの登場でした。

 それに飛び入り参加として、阿波踊りの本場徳島から、踊り手も一人加わり、賑やかで豪華な公演になったと思います。

 何しろホールにお越しになった皆様方は判ると思いますが、あの狭さです。

 

 そのホールで今回の客席スペースは、出演者が多くなった分、舞台スペースを広げ、ぎりぎりのスペースとなっています(お越しになられた方しか判らないと思いますが)。

 制作上は、一枚でも多くチケットを売りたかったのですが、少ない席ですので早々に完売となったのです。

 終了後のアンケートの中で、「どうしてもっと広いホールでやらないのですか?」という問いもありましたが、一番大きな理由はもちろん経済的なことです。

 そして二番目の理由は、僕がこのホールを好きだからです。

 こんなに間近で出演者と向かい合え、なおかつこの迫力(ちょっとハラハラドキドキもありますが)。

 今後も皆様のご協力を頂きながら、できる限りこのホールで叩き続けたいと思っています。

 

 これまで色々なシリーズを創ってきましたが、なんだか『夏打』『冬打』シリーズが始まりそうな予感だけしております。

 まずは、第一回の『夏打、海打、太鼓打!』。

 梶山博明さん撮り下ろしの写真をお楽しみ下さい。

 

富田和明

 

 

Monnaka Tenzyo Hall Art Kitchen TOKYO

TOMIDA KAZUAKI TAIKO LIVE 2008 SUMMER

今年の夏は男女六人の太鼓打ちが熱く燃える

富田和明 夏の詩2008 和太鼓ライブ

夏打、海打、太鼓打!

7月18日(金)暮夜 7時開演/19日(土)夕刻 5時開演

Program

開演前/海風(うみかぜ)

作曲/窪田美香

笛・チャッパ/窪田 美香 太鼓/橋本 美和

1、祈り

作詞/博子 HONTON 作曲/富田 和明

唄・太鼓/富田 和明

2、南西(ながし)

作曲/津村 和宏

太鼓/津村 和宏 津村 秀紀 津村 明男(三宅島神着木遣太鼓同志会)

3、海よ

作詞・作曲/富田 和明

4、鼓宮(こきゅう)

作曲/富田 和明

太鼓/窪田 美香 橋本 美和(taiko mikawa)

5、木遣り(きやり)打ち込み

三宅島伝統曲

6、富宅(とみやけ)

作曲/富田 和明

7、(うしお)

作曲/津村 明男

 

8、夏弾(なつだ)

作曲/富田 和明

9、生み祭(うみまつり)

作曲/富田 和明

あの海に向かって叩け!

10、海よ大太鼓ソロ

作曲/富田 和明

踊り/工藤 美智明

フィナーレ/衆海(しゅうかい)

 

上段左から、津村秀紀、窪田美香、工藤美智明、橋本美和、津村和宏

下左から、津村明男、富田和明

構成・演出/富田 和明

照明/村上 智子 衣裳(富田)/鴇田 章+伊藤 晴美

舞台協力/関田 茂 関田 修 江尻 浩二郎 柿崎 勝行

 

企画・主催/打組

協力/門仲天井ホール U-Stage 太鼓アイランド

中村 光子 矢崎 一美 小田嶋 直子 岩附 裕子 宇田川 泰子

佐藤 きや子 伊村 葉子/黒崎 八重子/与那嶺 幸代

映像記録/関田 道昭  写真記録/梶山 博明


 

 出演頂きました皆様、二日間お手伝い頂きました皆様、そしてお越し頂きましたお客様、ありがとうございました!

 

 来年の夏、『夏打、海打、太鼓打!』があるかどうかは、まだ未定ですが、12月に『冬打、宇宙(そら)打、太鼓打!』は決まっています。どうぞ、お越し下さい。

 

富田和明

富田和明 冬の詩2008 和太鼓ライブ

『冬打、宇宙(そら)打、太鼓打!』

門仲天井ホール

12月13日(土)、14日(日)

決定!

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インターネット版 『月刊・打組』 2008年8月号 No.119

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