声に出して踊りたくなる太鼓?
※「その日の気分打」の書き直しです
11月8〜9日
太鼓は鑑賞するよりも自分で叩いた方が、もっと楽しいはず。 『Oh!太鼓』太鼓合宿が終わりました。 そうそう、まだ参加したことのない皆さまは、ぜひ次の機会にご参加下さい。常連組の皆さまも末永くお付き合い下さいね。 |
※ Oh!太鼓・第九回参加者の皆さまと Photo/与那嶺 幸代
里味 紅葉 誕生月
※「その日の気分打」の書き直しです
11月11〜13日
佐藤健作との二人旅、『和太鼓 里味』秋の瞬間二泊三日ツアーでした。
火曜日早朝、太鼓を積み替え横浜出発、西へ西へと走り、広島県は呉市に到着。
まだ夜の八時半だというのに商店街はすでにシャッターを下ろした店が多く、かろうじて広島風お好み焼きを食べる(本物の広島お好み焼きを食べたかったけれど、店が休みだった)。
お泊まりのビジネスホテルも何だか怪しい雰囲気。フロントのお姉さん一人だけが、懸命の笑顔。水曜日朝より呉市内S中学校へ、搬入仕込みリハ本番(この日は二人+井上智彦)90分コンサート。
終了後も二人で、大阪府千早赤坂村に車で移動、夜10時頃到着。
翌日が僕の高校時代の友だちNが先生をしている学校での公演の為、友人宅に泊まる。
Nはこれまでに僕の公演を三回見に来てくれているが、僕はきちんと彼の顔を見たり、彼と話したのは28年振りの事だった。
普通これだけ長い期間が空いた再会だと、まったく外見から考え方まで変わっていたりすることが多いが、彼は昔とあまり変わっていない風貌と接し方で、それに驚く。
高校時代、クラブ活動が二年で終わった後、三年生のこれからが受験勉強の追い込みという時に、彼と作ったのがフォークソング同好会『さくらそう』(名前を書くだけでも今は恥ずかしい)。
彼は僕と正反対の人間(背が高く二枚目でスポーツ万能成績良しの性格良し)だったので、僕はなんのライバル心を燃やすこともなく、楽しく活動していた(当時はまだまだフォーク全盛の勢いだった)のです。そんな彼の家の二階で木曜朝は目覚め、過去は滅茶苦茶に荒れていたが、今はそれなりに落ち着きを取り戻したという富田林市立S中学校へ。
体育館で佐藤と二人、完全無欠の90分二人コンサート。
生徒数580人の真っ只中に漕ぎ出す二人(体育館公演では、床に四角い舞台空間を作ってそれを囲むように生徒が座る)。生徒に負けじと気合いが入る。正直、かなり手応えがあった。
終わって片付け、夕刻出発。東へ東へと走り、横浜到着後、某高速インターチェンジ下にて、お互いの太鼓荷物の積み替えを行い、午前0時前解散。と、嵐の様に駆け抜けました。後日、富田林のS中学校から、大量のお礼と感想文が生徒から届き、その純粋な言葉に心打たれた。
体育館での二人公演は設備も荒削りな分、逃げも隠れもしない、直球コンサートになっている。
佐藤健作とのコンビで『和太鼓 里味』と名付けて活動を始めたのが今年の一月だったけれど、ここでようやく産声を上げたような気がしている。
※富田林市立第三中学校・体育館にて 衣裳デザイン製作/鴇田章+伊藤晴美 Photo/学校提供
※「その日の気分打」の書き直しです
風は強かったけれど好天に恵まれた日曜日、東京女子国際マラソン大会が行われた。今年は第25回目の記念大会。 車を止めてコースとなっている日比谷通りまで歩く、もうすぐ到着という時に、その前の人だかりの中、高橋尚子さんが通り過ぎた(ようだった)。折り返して30キロ地点を過ぎている。 この大会の第一回目が行われた25年前、当時僕は佐渡國鬼太鼓座に入って一年、ほぼ全座員が佐渡から上京し、大会に参加する小幡キヨ子(現・大井キヨ子)の応援をし、声を枯らし、太鼓も沿道で叩いた。
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次回打組主催公演 ご案内
2003年を締めくくる 富田和明と熊谷修宏がおおくりする)
唄あり踊りあり芝居あり、お笑い和太鼓演芸場ここにあり
『和太鼓 新紀撃02 約束』新横浜 公演
12月19日(金)夜・7時開演/20日(土)夕・5時開演
2004年の幕開けも
唄あり踊りあり芝居あり、お笑い和太鼓演芸場ここにあり
『和太鼓
新紀撃02 約束』淡路 東浦公演
2004年1月18日(日)昼・2時開演
みなさまのご意見、ご感想をぜひお寄せ下さい! Copyright 1999-2003 Tomida Kazuaki. All rights reserved. インターネット版 『月刊・打組』 2003年11月号 No.90
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