富田 和明 その日の気分打!2003

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12月21日(日)

 師走19、20日、新横浜で今年の新紀撃02約束、二日間満員御礼の中で打ち納めを行いました
 
いやいや大変でした。同じ内容だとはいえ、劇場が変わるだけで段取りが大胆に変わってしまうのがこの新紀撃02約束 公演です。それはコンサート形式というより、演劇的要素が強いためでしょうか
 
特に初日は朝9時に小屋入りしてから、本番を迎える夜の7時まで休みなし待ったなしの、時間との勝負でどこまで準備できるかが戦いです
 
出演者は僕と熊谷の、二人だけなのですが、それ以外にスタッフが6人、そしてボランティアスタッフが3人+α、総勢10名を超えるメンバーで用意をします
 
それだけの皆さんの力があってお客様をお迎えする事ができるのです。二人だけが劇場にやってきて、本番を迎えられるというものではありません
 
そして本番が始まります
 
皆さまに充分に楽しんで頂けましたでしょうか?
 
あまりに小さい劇場でやっておりますと、汗をかきすぎているのがバレバレで見苦しくないかと心配してしまうほどです(太りすぎだからって?すみません。でも熊谷の汗もかなりなものですから)
 
拭いても拭いても吹き上がってくるし、第一、 二人は汗を拭く暇なく休む間もなく舞台で動き回っているのです
 
唯一呼吸を一旦落ち着かせることが出来るのは、中盤で、互いがソロの演目のところのみ。熊谷が桶太鼓ソロをやっている時に、僕がやっと汗を拭き、僕が三味線を弾いている間に熊谷がやっと汗を拭いている筈です
 
そしてまたその後は二人で全力疾走です。すべてが終わって楽屋に戻ってきた時は、フラフラでもう動けませんという状態です
 
搬入仕込みリハーサルも含めて「何歳までこんなことができるんだろう」って僕がつぶやくと、熊谷も「富田さん歳は関係ないですよ。僕だってもう限界ですよ」と、しばし倒れています
 
ここまでやらなければ新紀撃02公演は終わりません
 
後、何回この公演が行われるかは判りませんが、ぜひまだご覧でない皆さまには特に見ていただきたく思っております
 
1月には、淡路島(東浦サンシャインホール)と再び横浜で(今度は泉のテアトルフォンテ)決まっております。ぜひお越し下さい。

  そしてもう一つ、フリートークライブが決まりました
 
これも新紀撃コンビですが、特に新紀撃とは関係はありません
 
富田と熊谷、太鼓打ちなのに太鼓を叩かずに喋ることだけでどこまで何が出せるのか一度やってみます
 
新紀撃02公演でも声を出してあんなに喋ってはいますが、あれはすべて台本通りでアドリブはほとんどありません
 
がしかし、このトークライブ2004は、すべて打ち合わせのないアドリブの世界です
 
なんでそんな事を太鼓打ちがやるんだって?
 
さあどうしてなんでしょうか・・・たぶんまだ見ていない自分と出会いたいのだと思います
 
恐いもの見たさかもしれませんが、ちょっぴり期待と夢もあるので挑戦してみるのです
 
このトークライブの会場は東京築地・兎小舎です。先着お申し込み順50名様のみの受付です。
 
ぜひお早めにお申し込み下さい。
 
そして同時に質問も大募集中です。二人に聞いてみたいことはありませんか?
 
太鼓と関係のない内容でもかまいません。関係がないと思っても実はすべてに大体においてつながっていたりするものですからね。 つまり「喋る」という事も実は「太鼓を叩く」事になるかもしれない?というのがこの企画です
 
何しろ初めてですから、ひょっとしたらこれ一回限りになるかもしれないし・・・。ぜひお立ち会いいただければ嬉しいです
 
新紀撃公演が終わった翌朝は、体中がミシミシ音を立てながら浅い眠りで目を覚ましてしまう富田なのです。

 このまま淡路に向かいます。淡路島の皆さま、徳島の皆さま、よろしくお願いいたします。今年最後の太鼓アイランドです
 
ぜひお集まり下さい
 
そしてあらためまして最後にもう一度、新横浜スペース・オルタにいらっしゃいました皆さま、本当にありがとうございました。

12月5日(金)

 いよいよ12月に入り、お寒くなりました。

 TV新聞を見ておりますと、あれだけ自衛隊派兵の反対論議が起ころうとも、着実に日本政府は歩みを進めているように思えます。その足固め、地均しを行っているようです
 
半世紀ほど前にもこのようにして、判らない、僕たちには判断のつけようのないところで日本は戦争に足を踏み入れていったのでしょうか・・・
 
自衛隊派兵は止めて欲しい
 
いくら平和維持部隊、病院建設部隊だと言っても、自衛隊が行くべきではない
 
そもそも最初のイラク攻撃が間違っていたのに・・・この願いは小泉さんには届かないのでしょうか。今からでもまだできる決断はある。行くべきではない。

 このように軽く吹き飛ばせない嫌な話題や事件も多く続きますが、こんな時こそ、いや、こんな時でも太鼓が叩ける、聞くことができる生活を守りたいと思います
 
これからも、太鼓も叩けなくなるような暮らしはまっぴら御免です

 生きてきて良かった。生まれてきて良かったと思えた瞬間は誰にもあったと思います
 
僕もこれまで太鼓を叩いてきて、いつも感じてきたということではありませんが、 始めて太鼓の音に出会えた時のあの感動、そしてフトした時に不意に自分でも心が奪われることが今でもあるこの太鼓の音を耳にし、体で感じた時の感動をいつまでも忘れたくはありません

 今年も一年間が過ぎようとしています
 
太鼓に感謝を込めて、また皆さまに感謝を込めて、またこの国のすべての人々に愛を込めて、そしてこの星に住むすべての人々に願いを込めて、
 
12月の新紀撃に打ち込みたいと思います。
 
皆さまのご来場をお待ち申し上げます。

 19日(金)のチケットはまだ多少余裕がありますが、20日(土)チケットは残わずかです。お早めに! 完売の節はご容赦願います。 お申し込みはこちらまで。

11月27日(木)

 徳島の国府養護学校 太鼓クラブの皆さんが、24日に奈良で行われた近畿高等学校総合文化祭に出場されました

「こんなにうまくいくのかと思うほど、本番に強い生徒たちに感心しました。演奏の途中から何でか涙がでて大変でした。こんなの初めてです。」というお便りと写真をY先生から頂きました
 
好きなものと出会えて、好きなことに打ち込んでいる姿を見ることは感動的です。一般的にはハンディーを持つという彼らは特に輝いて見えます
 
今年も夏と秋に僕は学校を訪れましたが、この学校は、先生方も本当に熱心に指導し、そして楽しそうに子供たちと過ごしているように見えました
 
太鼓を叩いていればそれで良いということではなく、先生方とそして仲間との楽しい時間が太鼓を通して持てているという、そういう気がしました
 
皆さんお疲れさまでした。

11月23日(日)

 寒くなって来ましたね。気が付けば12月まで後一週間。超ローカル局ですが、ラジオ出演のお知らせです
 
『かわさきFM(79.1MHz)』12月1日(月)17:00〜17:55「音楽のドア」
 
パーソナリティー/島岡美延 ゲスト/富田和明+熊谷修宏
 
前にも一度僕は出演しましたが、ほとんど1時間しゃべりっぱなしのトーク番組熊谷と二人では初めてなのでどうなるでしょうか
 
曲は和太鼓・新紀撃の定番『ういろう打ち』と『アフリカン焼きそば』(いづれも昨年12月カメリアホールでの録音)の一部が流れる予定
 
関東でも普通に聞くことは難しい(野外では聞こえるかな‥‥)と思います
 
しっかり地方の方でも聞きたい方は、全国どこからでも電話(通話料のみかかります)で聴けるテレドーム(0180-99-4791)があります番組放送中に電話をすると聞くことが出来ます
 
どうしても聞いてみたい方はお試し下さい。

11月17日(月) 

 風は強かったけれど好天に恵まれた昨日の日曜日、東京女子国際マラソン大会が行われた。
 
今年は第25回目の記念大会だった
 
最初は家のテレビで観戦していたが、なぜか胸が疼いた「どうしても生で見たい」。車を走らせて日比谷公園脇へ
 
車を止め、日比谷通りまで歩く、その前の人だかりの中、高橋尚子さんが通り過ぎた(ようだった)
 
一足遅く生の高橋選手の姿だけは見そこなったが、2位の選手がやってくるまでは時間があった。このエチオピアの選手が通り過ぎるまでは、差がかなりあり、てっきり高橋さんの独走態勢に入っているモノだと思い、3位以下の皆さまを待った
 
なかなかやってこなかったけれど、ボツボツと選手はやってきては僕の目の前を通り過ぎてゆく。様々な姿を目にする
 
素晴らしく鍛えられた肉体、脚、が汗で光る。こんなすごい体を作る為にどれだけのトレーニングを重ねてきたのか、と想像し‥‥それでもトップにはなれないのか‥‥、などとも思い、足を引きずり走る姿、苦しさを顔に出すまいと抑えて歯を食いしばり走る姿、どの姿を見ても、前を通り過ぎる時に「頑張れよ!」と声を掛けたい気持ちが声にならないなぜか泣けてしまうからだ
 
マラソンの応援には一人で行くに限る。冷たい風が目に入ったふうを装いながら涙を拭いても拭いても、次々と多くのランナーがやってきては心を動かされるので、涙が止まらない
 
マラソンは、トップの人だけにドラマがあるのではなく、最後のランナー一人が走り終えるまでドラマがある。生で見るに限る
 
いくらアップで顔の表情を撮ったところで、テレビではこの感動は伝わらない。生の人間の迫力は、実際に目にしないと本当には伝わらない。違うのだ。
 
足を運ばなくては、この感動は味わえない、と心の中で叫んでいた
 
この大会の第一回目が行われた25年前、当時僕は佐渡國鬼太鼓座に入って一年、この時はほぼ全座員が佐渡から上京し、大会に参加する小幡キヨ子(現・大井キヨ子)の応援をし、声を枯らし、太鼓も沿道で叩いた。あの日も雲一つない快晴だった
 
いつかまた僕も再びマラソンは走りたい。まだこの夢も諦めている訳じゃない。

 本日予定されていた兎小舎11月・月一打が、急遽中止になり、替わりに来週水曜日26日(水)に行われることになりました
 
お越しいただいた皆さま、また向かっていた皆さま、大変申しわけございませんでした
 
今後、このような事のないよう努めます
 
来週、水曜日築地・兎小舎で再びお待ちしております。

 太鼓のコンサートでも、ぜひ生で見て欲しい。劇場まで足を運んでいただきたい(HPの写真を見て、充分に観た気分になっている方にこそ、生で見て欲しい)と思います。
 そして自分でも太鼓を叩いてみると、また知らなかった音が体から伝わって生まれてきます。

11月16日(日) 

 ワークショップ・月一打のこれまでの実施会場が、2004年1月から売りに出されることになり、それにともない会場の変更を行います
 
12月まで「兎小舎」→1月から「上目黒住区センター」 です。詳しくは、月一打のページをご覧下さい。
 
兎小舎は、ちいさい空間ではありますが、交通の便が良く、長く使っていたので残念です
 
1億円あると、土地付きでビル丸ごと買えるらしいです。どなたか、オーナーになってみようという方はいらっしゃいませんか? 詳しくは、兎小舎HPへ

11月10日(月) 

 昨日、一昨日との、第九回『Oh!太鼓』太鼓合宿が終わりました。
 
4年前の12月に第一回のOh!太鼓が始まり、あれから毎年、年2回の太鼓合宿開催ですが、九回を数えるまでになりました
 これまで、
大太鼓特集、横打ち大会、日本三大地打ち祭り、鳥獣戯打特集、八重の恋、などをテーマにやってきました
 
今年は『声に出して叩きたい太鼓』シリーズが始まり、今回の合宿は『続・声に出して叩きたい太鼓』でした。このコースはなかなかの面白ろさです
 
毎回、内容テーマを何にしようか悩むところですが、今年の僕が一番はまっているのは、声に出して叩きたい太鼓シリーズなので、もうこれしかない!という感じです
 
今回の参加者は16名。教員、主婦、会社員、ジャズダンサー、劇団員、保育園経営者、保育士、遊び人など多種多様の面白いメンバーが集いました
 
お遊びコーナーでは、普段叩いている太鼓(太鼓をやっている人たちも多かった)や、得意な出し物も見せてもらい、ダンサーの方とは即興で僕も太鼓競演もしました
 
一日目の夜の飲み会がいつも長引き、翌朝の寝不足がちょっと気になるところですが、太鼓を叩き始め、音を全身で浴びると、そんな事も忘れ、目が覚めます
 
アッと言う間の一泊二日でした写真はこちら
 
太鼓の音に誘われて集う人々から、僕も色々な刺激を頂きます
 
太鼓とは全然関係ないですが、水泳で横浜市の記録保持者の方もいらっしゃいまして、今度、クロールを教えていただく約束もしました。僕は泳ぐのは泳ぐのですが、クロールの息継ぎができなくて、もっぱらこれまで平泳ぎと背泳ぎだけなんです。これで別の楽しみも出来ました。え〜と、今日は何の話でしたっけ?
 
そうそう、まだ参加したことのない皆さまは、ぜひ次の機会にご参加下さい。常連組の皆さまも末永くお付き合い下さいね
 
次回は来年春〜初夏の時期になります。

11月6日(木) 

 選挙が近いです。皆さん、投票に行きましょう!
 9日、日曜日が投票日ですが、9日以外でも時間のある時に、行くことが出来ます。僕はいつも不在者投票です。
 手続きも簡単。会場は少しだけ離れますが区役所に行くだけですから。朝8時半から夜8時まで受付されています。日曜日に予定が入りそうな方は、今のうちに行っちゃいましょう。
 棄権をしてしまうと、今の小泉政権を認めることになってしまいます。僕は今でもイラク派兵に反対です。
 イラク戦争に反対して意見具申書を川口外相に送り、事実上解任された前レバノン特命全権大使・天木直人さんの「さらば外務省!」をお読みになりましたか?小泉さんはおかしいです。
 なぜ意味のない戦争に踏み込むブッシュさんをたしなめることが、日本に出来なかったのでしょうか。すべてを追随するだけが友好国でしょうか? 間違いだとした時に意見を言える真の友になってほしいと思います。

10月30日(木) 

 日本全国、ほぼ隅々まで秋晴れのようですね。青い空が深く、そして眩しいです。空を見上げていると自然に歌が出てきます
 
その時は、適当に歌って後でしっかり覚えておこうと思うのですが、家に戻ってくると全部忘れてしまいます。あれは夢だったんだろうか? 歩きながら空を見上げている時だけ、口ずさめます。キット、秋空のいたずらなんでしょうね。

 このところ、時間を見つけては「トーク齊富」関連アップの準備をしてきました
 
本日公開です。開演前トーク写真館をお楽しみ下さい
 
特に、ご覧になっていない皆さまに、写真を見ていただいて想像力をたくましくさせていただければ、嬉しいです
 
あえて内容についてはほとんど触れていません。でも写真を見るとかなり判るかも‥‥
 
齊藤栄一はそうとうおかしな奴(かた)でした。次回のお手合わせは当分ないと思いますが、皆さまからの要望が押さえきれないくらい多いと、山が動く可能性もゼロではないと思いますよ。山って?さあ、考えてくださいね。 秋です。

10月23日(木) 

 久しぶりに書き込んでいます
 
淡路から帰ってすぐ4日の土曜日・草加で「太鼓の音の玉手箱」をやり、その後は、「和太鼓トーク齊富」の準備に明け暮れ、14日・火曜日に齊藤栄一がいよいよやってきたかと思えば、3日間の稽古合宿の後、あっという間に17、18日の本番を終え、そして19日・日曜日に彼は佐渡に帰っていきました
 
栄一氏はいまだにこんなスケジュールを年中続けているのかと思えば、そのタフさに脱帽してしまいます。それも三年先まですでに年間スケジュールがほぼ決まっているんですからね
 
そんな生活に耐えきれずに14年前、僕は鼓童を離れたのですが。今の僕にとっては、身を引き締める(と言っても夜は飲んでいましたが)嵐のような5日間でした

 この報告は後日するとして、今は、じわじわと年末から年明け、来年春のスケジュールを考える自営業の太鼓打ちでございます。来年どうやって生活していこうか・・・としみじみ考えるのでございます。秋でございます。空を見上げてみれば・・・今日は久しぶりに晴れましたね。

 お忘れではないと思いますが、太鼓合宿と新紀撃02新横浜もよろしくお願いいたします。

 2003年を締めくくる 富田和明と熊谷修宏がおおくりする 唄あり踊りあり芝居あり、お笑い和太鼓演芸場ここにあり 『和太鼓 新紀撃02 約束』新横浜 公演  只今、チケット好評発売中! 12月19日(金)夜・7時開演/20日(土)夕・5時開演

 富田和明的太鼓合宿『Oh!太鼓』 Vol.9  続『声に出して叩きたい太鼓』 打  11月8日(土)13:00 集合〜 9日(日)17:00 解散  後若干名、参加者募集中!まだ間に合います。お早めに!

10月1日(水) 

 いよいよ10月ですね。出ました月刊・打組9月号。遅いって? そう言わずに見てやって下さい。昨日書いたんですから。 え〜先に言っておきますが、今回の打組9月号はこのコーナー「その日の気分打」の焼き直しです。今日の僕は太鼓アイランド淡路の二日目です。青空太鼓日和です。

9月26日(金) 

 山下洋輔さんが「CDジャーナル」に連載しているエッセイ『文字化け日記』に僕の25周年の事が少し紹介されています。洋輔さんのHPでも読むことが出来ます。洋輔さんにも楽しんでいただけたようでよかった・・・。トップのイラストって洋輔さんと僕のからみなのか?
http://www.jamrice.co.jp/diary/diary.htm

 昨日は、千葉県のとある幼稚園創立30周年記念公演で『目が覚めたらタイコだったボク』をやったのですが、小学校の体育館で子供たちに囲まれてのボクの演技中に、タイコのきぐるみを身にまとったボクに子供たちが殺到! ええっ、こんなにたくさんの・・・。助けてくれ〜動けないぞ〜(汗びっちょり)
 
ビックリしました。学校の体育館公演も色々やってきましたが、こんなことは初めて。やっぱりタイコのきぐるみは、子供たちには刺激が強すぎたのか・・・
 
良い子のみんな!体にタッチしにくるのは、おじさんのお仕事が終わってからにして下さいね。

9月22日(月) 

 北野武監督映画『座頭市』を観てきました。娯楽エンターテイメント殺陣映画ですね。最初から最後までアイデア満載。こんな時代劇なかったよな〜。山田洋次監督の『たそがれ清兵衛』とはまるで違う(当たり前だけど)。感動巨編というのではなく、芸術映画というのでもなく、やっぱり真剣お笑い作品か!お笑いは、ここまでマジにやらないといけないという、恐ろしい作品ですね。これって舞台化しても面白いだろうな〜。最後は出演者全員でのダンスフィナーレがある時代劇。たけしさんの次の映画も早く見たくなってしまいます。

 しかし、一気に寒くなりましたね。急激な秋化気候に皆さま体調を崩されませんように・・・風邪など引かれませんように。

9月18日(木) 

 暑い日が続いていますね。残暑御見舞申し上げます(何回目かの)!広島から帰ったと思ったら、齊藤栄一氏と川崎で稽古合宿に入りまして、昨日、栄一氏は佐渡へ戻りました。今度会う時は、本番直前の稽古となります。まだ僕にもどんな舞台になるのか、全然わかりません。雲をも掴む感じですが、少しづつでも同じ時間を過ごすことで、舞台への歩みを進めていると信じております。

 この間に色々、決定変更したことがありますので、今日はここに書かせていただきます。

 昨年12月、カメリアホールで公演以来の、新紀撃02約束 首都圏公演・新横浜で、19〜20日決まりました!今年は新作にはなりませんでしたが、前回公演後、もっとも、再演を!の声が多かった作品です。皆さまぜひ、ご近所知人友人恩師後輩恋人もろもろお誘い合わせの上、お越し下さい! 前売り開始は、今月20日(土)といたしました。詳細はこちら

 第9回、太鼓合宿・Oh!太鼓『続・声に出して叩きたい太鼓打!』の、開始時間が従来の合宿と同じ時間になりました。会場の練習場所が確保できましたので、午後からの開始(1時集合)となります。日程は変わらず、11月8〜9日です。詳細はこちら

9月12日(金) 

 先週末の二日間、京都は宇治の山中にて、太鼓アイランド炭山が行われました。小学校の体育館がその会場でしたが、好天にも恵まれ、その暑いこと!こんなにどろどろに汗をかいたのも久しぶりでした。なにしろ僕が持っていったTシャツを全部汗で汚してしまい、最後は一人パジャマ替わりの長袖Tシャツを着ていたくらいです(それでよけいに暑かった)。写真はこちら

 気候も暑かったけれど、人はもっと熱かった。30人を超える人数でのワークショップは久しぶりでしたが、参加者の心意気がまたすごい。一人一人がやる気満々で、ついこちらも熱くなってしまい、唄って踊ってもやってしまいました。まあ暑くて、なんか刺激的にやっていないと頭と体がボーとしてくるというのもありまして、色々と遊んで楽しく過ごしました。炭山太鼓練習会の皆さま、お疲れさまでした。お世話になりました!酒も飯もうまかったです。

 と、今は、広島の山中にいます。廿日市市の元・吉和村。昨日から佐藤健作と二人旅です。昨日は車の中で11時間、二人っきりでした。25周年コンサート以来ですから、あんな話こんな話、そんな話とんだ話、疲れたら眠り目覚めたら話すという、まるで仲の良い二人連れ旅でした。それで着いたところが、「魅惑の里」って言うところです。きれいなお姉さんの姿は今のところまだ見あたりませんが、温泉もあって宿泊施設もあります。が、ほんとに人の姿はまばら・・・。ここで野外コンサートの予定でしたが、どうもホールの中でとなりそうです。雨が降っています。けっこう寒いです。大丈夫なのか?ここにお客さまが集まってくれるのか? とりあえず、健作、起きろ!もう朝だぞ〜って、あれっ?まだこんな時間? も一回風呂に入ってきます。

9月5日(金) 

 暑いですね〜。でも時々寒くなったり。9月になって毎日僕もこのところ頑張っていました。目に見えないところで。ふぅー。忙しかった(ひとりごと)。

 月刊・打組も出ましたよ、8月号が! もう9月だって?いいんです、8月号です。まだ暑いから夏です。夏のつもりで読んで下さい。

 明日は久しぶりの京都、からまだ電車(JR奈良線)に乗って六地蔵駅まで行き、そこから車で約20分の山中らしいです。名前が炭山(すみやま)ですからね。楽しみにしています。お越しの皆さま、よろしくお願いします。

8月29日(金) 

 サンリオピューロランドでの指導も三年目を迎えました。今年は『みこし夜祭り』というタイトルになり、少しずつ変化をとげてきています。今年の太鼓の特徴は、最初に男女二人の寄せ太鼓のシーンが加わったことと、太鼓とソーラン節のシーンで、これまで以上に踊り(振付/新海絵理子)と太鼓がミキシングしたことです。このシーンは、ダンサーでないと叩けない太鼓になりました。アッという間に振り付けられていく稽古を眺めながら、「僕もここまで踊れればなあ〜」と呟いていました。自分が出来ないけれどやりたかったことの一つです。それとダンサーの皆さんは基本的に明るくて、それが眩しい。光のパレードを見ていいて、いつまでも僕たちを鼓舞させるこの明るい笑顔を忘れないでほしいと思います。稽古の時には少し固かった表情も、本番のステージでは変わります。この年になって、キティちゃんが好きになってしまいましたが、別にキャラクターを買い求めたり、収集している訳ではありません。キティちゃんにかかわる沢山のスタッフの、真剣に頑張る姿と笑顔を見てきたので、キティちゃんの姿とそれらの皆さんの姿が重なるからです。アメリカ産のミッキーも嫌いではありませんが、日本産のキティの頑張りにこれからも応援したい気持ちの一人です。写真はこちら

 この『みこし夜祭り』は、8月31日(日)まで、夕方5時頃スタートです。入場券だけでも楽しめます。ファミリーで、またはカップルで最後の夏を楽しんで下さい。http://www.sanrio.co.jp/spl/welcome.html

8月21日(木) 

 横浜に戻りまして、今日から太鼓アイランド目黒もスタートします。まだ夏休み気分から抜け切れませんが、太鼓を叩き出せば治るでしょう・・・。今日はやっと関東も暑いです。どこかへ行きたくなります。今週末は埼玉県南越谷でも阿波踊りがあるようですが。

 9月6〜7日京都・宇治での『太鼓アイランド炭山』の情報を載せました。それと次回、9月28日『太鼓アイランド徳島』の講習時間ならびに参加費などのシステム変更をしました。ご覧下さい。

8月17日(日) 

 徳島阿波踊り四日目最終日の人出は、とにかく多かった。右も左も踊る阿呆に見る阿呆だらけ。二年続けてこの祭りを見て・・いや、これは「祭り」ではないかな。ただの「盆踊り」なのだが。盆踊りだけど、どこかのお寺とか、神社が中心になって開かれるではなく、まったく人々が中心の「お祭り騒ぎ」である。何のためにやるのかと聞かれても、「もう踊りたいから、やる」としか答えられないだろう。現在の盛況振りは平和のアカシである。いつまでも真剣なお祭り騒ぎが続いて欲しいと思う。僕もだんだんと参加したい気持ちが募ってきている。踊りは無理だけど、太鼓を叩いてみたいと思う。いつか、の話だけれど。「太鼓アイランド連」を作ってみたい。

 阿波踊りが終わると僕の夏休みもそろそろ終わりになる。横浜とは違う時間の流れの中で、本も何冊か読んだ。このところ活字離れのひどい僕にしては珍しい。好きな作家の新刊が出ればそれはまず読むタチの僕だが、浅田次郎にしても、椎名誠にしても、そうそう毎月新刊が出る状態ではない。向田邦子、景山民夫は姿を消し、中島らもは捕まったと思っていたら、中島らもの新刊を淡路島の本屋さんで見つけた。『牢屋でやせるダイエット』(青春出版社・刊)だ。さすが中島らも!逮捕もネタに文を書き生きてゆく。顕然だ。これだから目が離せない。ついでに作家ではないが、辻元清美もぜひ復活して欲しい。あれだけ政治とは関係のない、私生活のあることないこと話までをほじくり出されて、黙っていて欲しくないと思う。水戸黄門のTV放送で言えば、まだ八時二十八分くらいか?これだけの経験を積んだそんな彼女だからこそ、真の無私公僕精神を発揮できるのではないか。僕は、八時四十五分を心待ちにしている一人だ。

 午後は小雨の中、またしても徳島へ(ここんとこ二日に一回は鳴門大橋を往復しています)。今夜は徳島市内からさらにまだ、山中を駆けること車で約一時間、神山温泉でのライブに出かけた。去年から気になっていた二胡奏者・えまさんとピアノ、民族打楽器奏者・慧奏(えそう)さんのライブがここで開かれたからだ。このお二人は淡路島生まれではないのだが、淡路島にお住まいで、日本全国・世界に演奏旅行を重ねる希有な音楽家だ。すばらしくナチュラル。なすがまま、なしたいがままの音楽を求め表現しているような。肩の力がまったく抜けている、優しくて懐かしい、これこそ癒し系の本道を行くような音楽がここにあります。いつか何かでご一緒にできればいいな〜と願いながら舞台を拝見しておりました。えま&慧奏さんに興味のある方は、こちらをご覧下さい。発売されているCDでも、その音楽を充分に堪能できます。

8月15日(金) 

 涼しい!今年は夏がなく終わってしまうのか?という不安をかき消す意味でも阿波踊りは存在価値がある。そりゃ暑い中で燃える方が絵になるけれど、冷たい雨の中でも、祭りの底力を感じさせてくれる。

 初日の12日は、雨はなかったがどうも昨年と比べてしまうと盛り上がりに欠けていたように思った。気温が低く、見物の人々の数が少ない。何となく物足りなさを感じさせた。そして二日目13日、昼間は徳島市から車で約一時間の鷲敷町野外フェスティバルを見に行く。ビギンを見るためだ。ビギンは歌もトークも飽きさせない。なぜ何でもない話で聞き手をぐいぐい惹きつけるのか、人物の魅力なんだろうと感心する。他の出演者にはなんの興味も持てず、ビギンだけを見て徳島に引き返す。夜の阿波踊り、始まりこそ雨は降っていなかったが、途中からかなりの雨になる。それでも連も見物も雨の中で熱気を帯びてきた。そして9時前頃から雨が上がり、一気にヒートアップ!冷たい雨の中、決して帰ってはいけないのであります。恒例の南内町演舞場での総踊りも圧巻でした。

 本場阿波踊りを観に来たら、夜10時にはこの南内町演舞場に集まるべしです。演舞場のチケットを持っていなくても、夜10時を過ぎるとチェックが甘くなりますので、入場できることがあります。心配な方は、市役所裏の幸町公園の特設チケット売り場で前もって当日券を買うこと(勿論これが正しい入場方法ですが)。無料演舞場のお薦めは、両国本町演舞場。今日は、徳島阿波踊り四日目最終日。気温は盛り上がらなくても、今年の夏をこの一夜に、堪能したいと思います。

8月7日(木) 

 暑いですね。皆様、暑中御見舞申し上げます。ようやく訪れた夏本番!ビールが旨すぎて困ってしまいます。ちょっと前までは、ホッピー党だったのに、25周年コンサートが終わってからはいっちゃってます。お腹が出てくるので、せめて朝の1時間ウォーキングで大汗をかいていますが、このところの暑さは歩いててもかなりきつい。冬同様に着込んでいるのでフラフラです。明日の夜は、お盆休み前の最後の太鼓アイランドが、目黒であります。祐天寺です。ぜひお越し下さい。

 さてその後、僕のお盆休みは昨年に引き続き、徳島の盆踊りを満喫したいと思っております。昨年は衝撃の感動でしたが、今年はじっくりと見てみたいと思っています。でも、そうはさせてくれないのが徳島の阿波踊り。頭の中がグチャグチャになってしまいます。でもこれを経験して、「ああこれで今年の夏も終わったんだな」と自分に納得させるのだと思う。でないと、秋を迎え入れる気持ちになっていかない〜。春夏秋冬、日本の四季を満喫しましょう!

8月2日(土) 

 先日、渋谷オーチャードホールで『ブラスト』を見た。究極のブラスバンドがここにある。僕が小6年の夏、初めて小学校に鼓笛隊が作られることになり、僕も応募した。短い期間だったけれど、初めて触った楽器はトランペットだった。その後、中学校では女子ばかりのブラスバンド部に恥ずかしくて入部出来ず(本当はものすごくトランペットを吹きたかったのに)、高校でやっとブラバンの門を叩いた時にはすでに遅し、チューバしか楽器の空きがなかった。しぶしぶチューバを2年間吹いた。とにかく僕は元ブラスバンドだったわけで、その僕の目の前に現れた『ブラスト』の驚異!ここまでやるんだな〜(ため息)。一曲目こそ拍手をしたり声を出して他の観客同様楽しんでいたが、だんだんと、このすさまじさに拍手も声も掛けられなくなり、唸るようにして客席にたたずんでいた。東京では8月10日まで。その後は他都市にも行くようです。ブラスバンドがこうなった。オーケストラでも変わるはずだ。こんなオーケストラがあれば・・・。そして和太鼓の世界も変わってゆくはずだ。ブラストのような太鼓チームが現れれば、これは世界に通用する。太鼓チームの皆さんも必見の舞台です。梅雨は明けたか?

7月27日(土) 

 今年は本当にどうしたものか、なかなか梅雨が明かず、東海以西は明けたようですがね、まだまだすっきりしない、明けそうで明かない関東の空です。淡路・徳島から横浜に戻り、またいつものようにワークショップ生活ですが、先日やっと25周年公演の片付けもほぼ終わり、また次の和太鼓トーク齊富公演のことやら、その次のコンサート企画なども考えているフリをしている今日この頃です。8月は時間があるので、こういう時にこそたっぷりと落ち着いて考えたいと思うのですが、時間があると思うと、これもまた考えが先に進みません。お尻に火が付かないと、走り出さない、明日できることは今日やらない夏休み状態の私でございます。

7月18日(金) 

 このまま夏に向かうかのような日が数日続いていましたが、今日は雨。淡路の実家の二階の窓からは、梅雨景色と滴る雨音が聞こえて参ります。この雨が終われば、梅雨が空けるのでしょうか。淡路に帰ると山の緑と、海と空の青さが優しく深くなります。

 昨日は和太鼓 トーク齊富 公演、前売りチケット発売日でした。10月18日分はお陰様で完売しましたが、10月17日公演分は、まだあります。ぜひ悩んでいるあなた!今すぐお申し込みを!

 月刊・打組 7月号は、おめでとう!オレ 写真館となっています。まだ阪巻正志さん撮影の写真はたくさんありますが、追加はぼちぼち行います。本文は8月号の予定です。それと、このHPでのオールリクエストコーナーは終了させました。月刊・打組 1997年3月号以降のバックナンバー分すべて公開しております。ついにやりました!パチパチパチ。

7月8日(火) 

 和太鼓トーク齊富 公演につきまして多くお問い合わせを頂いておりますので、ここにも書かせていただきます。

 和太鼓トーク齊富 公演、チケットの先行予約は終了しております。 一般前売り発売は、7月17日(木)午前10時開始。 電話、ファックス、メール、HPで受け付けます。17日以前のお申し込みは、お受けできません。 打組 Phone&Fax 045-913-5582  utigumi@tomida-net.com  または、専用ページでお受けいたします。前売り完売の場合、当日券は発行いたしません。会場が小さいので、申しわけございません。

7月6日(日) 

 前夜祭に、「おめでとう!オレ」公演が終わりました。前夜祭は気楽に楽しく、本公演は緊張しまくりながら楽しく、過ごすことができました。たくさんの皆さんの協力で二公演が成り立ちました。そして遠方より、またご近所よりたくさんのお客さまにも感謝申し上げます。またこの話しは月刊・打組で書きます。まずはお客さまと、ご協力頂きました皆さまに感謝です。

終わったから言えます。楽しかった。もうないのは寂しい。生のコンサートは、いい。山下洋輔さん、藤本吉利さん、先輩方に囲まれて幸せ者でした。

6月30日(月) 

 いよいよ、6月も終わり。明日は7月。夏の予感!今年も夏の始まりはサンリオピューロランドでの指導からです。今年で三年目。若いダンサーに囲まれて僕もウキウキ、今日も元気にやってまいりました。が、帰ってきて、ちょっと疲れ気味の富田です。さあ明日からだぞ!と気合いを入れ直して、お休みします。明日うまくいきますように・・・。

6月28日(土) 

 あらかじめ予想はしていたものの、大変なことになっております。「おめでとう!オレ」とその前夜祭の準備の事です。その最中、また次の新企画の準備もしておりましたが、やっと発表出来るところまでこぎつけました。

 鼓童の齊藤栄一氏との二人会です。コンビの名前を「和太鼓トーク齊富(さいと)」と付けました。第一回の公演タイトルが『鼓友たちへ』

彼は、鼓童で唯一(?)と言ってもいいかもしれない位のお笑い芸人の匂いがあります。TBSラジオ「永六輔の土曜ワイド」でもレポーターを務め、学校公演班や鼓童塾でも笑いに包まれていると聞きます。鼓童を離れて14年、その彼の神髄をまだ知らない私ですが、いつかガブリと彼と四つに組んでみたいという願いはありました。しかし、僕は組織を離れ、彼は組織の中、この企画の実現はないだろうと思っていたところに、鼓童も変わりつつあるようです。齊藤氏のチャレンジしてみたいという願いが組織にも受け入れられ、今回は特別にGOサインがでました。彼の忙しいスケジュールの中、まず一度、やってみようという試みです。会場も狭いのですが、これもまた面白いでしょう。即興とライブ感溢れる場所で、二人の気持ちをお客様に囲まれてぶつけてみたいと思います。これは見逃せませんよ!

チケットの先行予約は、来る7月4日と5日、25周年記念コンサートとその前夜祭公演が行われるカメリアホール・ロビーでのみ受付いたします。秋の楽しみが出来ました。専用ページはこちらをクリック

6月24日(火) 

 太鼓合宿『Oh!太鼓』声に出して叩きたい太鼓。この前の土日で終わりました。今回は参加者数も16人になって、ほどよい人数。今回のタイトルが「声に出して〜」なので、声を出すのに抵抗のない皆さんが集まったのでしょう、いつもより以上に元気のよい皆さんで、特に懇親会(宴会)では盛り上がりすぎ。だいたい僕は夜の宴会は、あまり強くないものですから、翌日は少々響きました。でも楽しかったですよ。参加の皆さん、お疲れさまでした。と、僕は休む間もなく、前夜祭と記念公演の準備をしています。まだまだ本番までにやらなくてはいけないことが、山積み。ま、本番当日終了までこの状態が続きますね。早く終わらないかな〜、と思う気持ちと、すぐに(本番が)来て欲しくない!という気持ちが交叉する毎日です。

 ここでチケット情報7月5日記念公演チケットに関しまして、打組、富田、はすでに1枚もチケットはありません。当日券は若干数でる予定ではありますが、当日になるまでどうなるか判りません。この件のお問い合わせは、「25周年を祝う会(アートウィル内)」03-3727-1003 までお願いいたします。ただ、今お電話されても、僕がここに書いた内容以上の答えはないと思います。前夜祭チケットは、まだまだ充分に席があります。富田の25周年を祝ってやろうという方は、ドンドンこちらの方に、お申し込みをお願いいたします。お待ちしています。

6月4日(水) 

 今日は雨である。が、僕は朝からウキウキ。昨日、伝説の旅作家・江尻浩二郎から、「ただいま帰りました」メールを頂戴し、今日の午後我が事務所に遊びに来てもらうことになっていたからだ。かなり僕より年下なんだけれど、なんだか兄貴みたいな風格です。2年前僕が音楽担当で参加した芝居「人魚まる裸みだれ髪」の作演出家でもありました。大学在学中から始めた日本放浪の旅から数えて10年、いよいよその旅も終え、東京に再び帰ってきたのです。僕は楽しみです。さっそく前夜祭の友情出演も頼んでしまった。江尻さんには少しだけ旅のお話しをうかがいます。また別企画でたっぷり聞く会は催したいと思っておりますので、前夜祭では紹介だけ(こんな人間もおるんですよという)。

 え〜、今まで隠していましたが、もうこの際、前夜祭の友情出演者もここで言ってしまいます!まずはジャグラー芸人日本一・マサヒロ水野さん、鼓童の演目「三宅」誕生になくてはならなかった三宅島の津村明男さん、高円寺阿波踊り「江戸っ子連」の名手・杉谷ゆき絵さん、そして前述の江尻浩二郎さん。ね、楽しそうでしょ。たくさんの御来場をお待ち申し上げております。チケットのお申し込みはこちらをクリックしてください!

5月31日(土) 

 台風4号も熱帯低気圧に変わり、雨音も静かになりました。とうとう5月も今日で終わり、明日から6月です。じわりじわり7月5日が迫っています。また夏から秋にかけての計画も進行させなくてはいけませんし、個人自営はいったいいつに休んでいるんだ(休みたい時には、しっかりきままに休んでますが)?

 恒例の淡路徳島ツアーから帰って、あたふたしながらも月刊・打組5月号はまとめました。淡路の話はこの欄「その日の気分打」書き写しですが、佐渡の話しは書き下ろしです。ご覧下さい。6月号は休みます。7月の稽古に集中するためです。その替わり夏号を合併号とせず、7月号、8月号と二回に分けて発行予定です。6月7月はかなり忙しい毎日になりそうで、体調を崩さないように頑張ります。皆さまもお元気で、明日から、さあ初夏の気分打!

5月18日(日) 


 
淡路公演が終わりました。いやいや疲れました・・・肉体的にも精神的にも。昨日の朝5時半に熊谷が我が家に来て、僕のハイエースで淡路に向かいましたが、その前日金曜、夜10時にそろそろ寝ようかなと思っていたところに、例のSARSのニュースを耳にしてしまい、そのままTVを12時まで見続け、一旦布団に入ったものの眠れなくなってしまい、そのまま朝の5時を迎えたという訳です。嫌〜な感じです。もし日本が中国や台湾のようになってしまえばどうなるのか、考えただけで恐ろしいです。僕のような零細自営サービス業は、即、職を失いますからね・・・。そんなことを熊谷とも話ながら、淡路島に着いてみれば、その話題の台湾医師が日本で最後に泊まったホテルが、淡路島だったというではありませんか(島の一番南端小高い丘の上に立つおしゃれなホテルです。僕も一度太鼓を叩いたことがあります。今回の公演があったホールからは30キロほど離れています)!こりゃ即、今日の公演に影響が出るのかな・・・とこれまた昨日も心配してしまったんですが、大丈夫でした。無事満員御礼立見まで出て盛況な会となりました。最後の一押しは先週、地元の新聞に取り上げていただいたのが効いたようです。今、SARSが身近なものとして感じられるようになりました。そこで心配もありますが、大事なことは、どういう病気なのかを正確に知識を持つことだなと今は思っております。何に気を付けなければいけないのか、不要な心配はしないように、ひょっとしたらこれから日本でも共存していかなくてはいけない病気になるかもしれないし、長くなりそうですね。それならなおのこと、日々を楽しむ心をSARS騒ぎで無駄に捨てたくはありませんから。的確な情報を知ることと対処。後は天に任すことなのか・・・。このままずっと太鼓を叩いていられますように・・・祈らずにはおれない夜でもありました。

 今日の公演では、またいつものようにたくさんの方にお手伝いを頂きまして公演が成立いたしました。ありがとうございました。写真はこちら

5月15日(木) 


 いよいよ日曜日は、
淡路での新紀撃02約束公演です。佐渡から帰ってきてからは、この公演準備に追われていました。今回はチケットがまだあります!いろいろと行き違いがあって、まだあります。この機会を逃しますと、この公演の今後の再演予定は、今のところありませんので大変貴重です。昨年の12月に2回だけ公演しただけで、これが3回目ですが、ずいぶん時間が空いてしまいまして、たった一回の公演ですが、気持ちを「約束」に持っていくのは気合いと体力が必要です。そしてお客様のお力も!淡路島の皆さん(と言ってもこれをご覧になる皆さんはすでにチケットをお持ちだと思いますが)、そして海を渡って兵庫、徳島、大阪、京都、和歌山の皆さん、まだ一度も生でご覧になっていない皆さま、ぜひお越し下さい!実際に大阪、京都からも来て下さる方がおりますが、もう一声、よし!行ってみようと声を上げてください。お待ち申し上げております。

業務連絡。utigumi@tomida-net.com は復旧しておりますので、ご心配なくお使い下さい。

5月10日(土) 


 昨日、佐渡島から無事に帰りました。
夢の中の出来事だったような気がしています。写真だけアップしました。

5月8日(木) 


 今、佐渡です。(藤本)吉利
さんの家にお泊まりさせてもらっていますが、14年振りの鼓童です。いや〜、まだ何を書いていいのかもよく分からない不思議な気分なんです。昔いっしょにやっていた古いメンバーと話をしていても、実に妙な気分です。このお話しは次回月刊・打組に書きたいと思います。

4月21日(月) 

 一ヶ月振りの書き込みです。
 あれから一ヶ月、戦争は表面的には収束に向かいつつも、現実的には泥沼化しそうな予感があります。
 
国連を無視して一国で戦争に走ったアメリカの態度を支持しようなんて気持ちは、まったくありません。

 腰を痛めた話は、月刊・打組にも書きましたが、その後左ヒザ裏を痛め、花粉症がひどくなる中、久しぶりにジムに出向いてみれば、首をプールのフチにぶつけて軽いむち打ちになるは、風邪が悪化して両鼻が詰まって体調も崩し、久しぶりに寝込んでしまうは、精神的にも肉体的にも落ち込んでいる時間が長かった僕ですが、ようやく気分が晴れ、気持ちが上向きになってきました
 
 
寝込んでいたせいで(寝込んでいても食欲だけは落ち込まなかったので)、1999年頃のあっと驚く体重に戻ってしまいましたが、大丈夫(?)です。また取り戻します(このままだと新しいズボンがすべてはけませんから)。春です。

 太鼓合宿のお知らせももう皆さまも御存知の通り、募集中です!楽しいイラストも大好評。こんな雰囲気の合宿にしたいです。ふるって御参加下さい。只今、10名ほどです。まだまだ受付可能ですよ!
 
月刊・打組 4月号では、石井眞木さん追悼の文章を書きました
 
音楽的素養のない僕が、小澤征爾、朝比奈隆、岩城宏之、小林研一郎などの著名指揮者の方々と御一緒でき、その指揮で演奏に参加する機会を与えられたのは、眞木さん作曲の『モノプリズム』があったからこそです。これだけでも大変な刺激を頂いたこと、忘れられません。改めて感謝いたします。ベルリン・フィルハーモニー・ホールでは、作曲者・石井眞木さんご本人の指揮で演奏しました。

 そして25周年チケット完売御礼!前夜祭7月4日(金)が決定しまして、こちらの前売りチケットの受付開始も5月2日(金)午前10時からに決定しました。またこの受付では、先着受付100名様に僕の本をもれなく差し上げてしまう(希望者のみ)という富田和明 25周年 太っ腹記念プレゼント付きです。入場料も2,000円と大変お求め易くなっています。お誘い合わせの上、お気軽にお求め下さい。

 久しぶりに書くと宣伝ばかりが多くなりましたが、昨日一昨日は、徳島県海南町(徳島市と室戸岬の間)におりました。海南太鼓で作曲中の太鼓タイトルを『八浜潮(YAHAMA-USHIO)』と命名しました海南「八坂八浜」の海の匂い、夏の匂いを潮にのせて太鼓で響かせます
 
湖のような海が広がる入り江の宿で、夕暮れを楽しんでいますと、ふと夏の錯覚におそわれました。また夜は、夏に向けた阿波踊りの練習も見学しました。海南は早、初夏を感じさせてくれました。

 最後にもう一つ、4月6日(日)には、群馬県藤岡市桜祭りで、僕が書いた曲が初披露されました(上杉管領太鼓の美女四人組の演奏による)。こちらの方のタイトルは『夢の香り』。着物を凛々しく着ての太鼓もいいもんですよ。あなたに夢を運びます。

3月19日(水) 

 ブッシュさん、小泉さん、どうしてだ? 二人の演説に、僕はまったく共感できません。今のイラク攻撃には反対です。イラクを攻撃すればするほど、こちらが戦後の標的とされ、勝ったと叫べば叫ぶほど、その代償は高く、雄叫びは空虚の響きとなるでしょう。国連も無用の長物とさせてしまうのでしょうか・・・。

※現在アメリカで留学中の畑真由美さんから、これに関するメールを頂きましたので、関心のある方はこちらをご覧下さい。畑さんは昨年の9月から留学中です。元気にやっているようです。

 もう三月も下旬になるっちゅうのに、今日もエライよう冷えてますわ・・・。春はどこに行きよるねん。さぶいで〜。おてんとさんも、どないなっとんねん。たのんますわ、はよう あったこうしてくんなはれ!

3月16日(日) 

 今日は、太鼓アイランド徳島の一日でした。楽しかった。
 こんなに楽しいワークショップもなかなかない、と思えるくらい楽しかった。朝の9時半から夕方5時過ぎまで、アッという間の一日でした。世話人のお二人さん
、いつも美しくて、僕の気持ちもいつも弾みます。ありがとう。そしてお疲れさま。

(突然ですが・・・)ホッピーをみなさん御存知ですか?
 
僕は大好きなんです
 
ノンアルコールビールとでもいいましょうか・・・。いやいや、そういう呼び名よりも、ホッピーという名前で呼びましょう。美味いんです。酒を止めている人だけではなく、万民にお勧めです。ぜひ一度酒屋さんで探してみてください。お酒ではありませんが。
(注意)ホッピーを飲む時には、必ず冷蔵庫で冷やして、そしてグラスも必ず冷やしたモノをお使い下さい。ホームページもなんだか楽しい雰囲気です。思わず掲示板「Pちゃんねる」に書き込みもしてしまいました。
http://www.hoppy-happy.com/

3月11日(火) 

 昨夜は、太鼓アイランド川崎でした。ここは先月から月一回で再開しました。2月は「チョコ」と「みかん」でしたが、3月の昨日は「地球」と「BURU BURU」の二曲を叩きました。短いエチュードのような曲です。『声に出して叩きたい太鼓 』シリーズの一環として僕が作っています。来月も、新作二題で楽しみたいと思います。太鼓アイランド川崎の内容は、このシリーズといたします。4月の日程はまだ決まっていませんが、決まり次第、発表します。変わりモノがお好きな方、声を出すのがお好きな方、お集まり下さい。

 それと、太鼓アイランド江東は、今年の3月で終了ではありません。4月からも続きます。こちらは、引き続き、大太鼓スタイルで叩きます。気持ちの良い、美しい劇場舞台です。ホントに気持ちいいですよ!

3月10日(月) 

 先週土曜日3月8日午後に、日比谷公園に行って来ました。3.8 ピースパレードって言うんでしょうか、まあ散歩みたいなものです。
 会場の中心となった、日比谷野外音楽堂に行ったのも久しぶりでした。公園内も反戦を訴える人々でごったがえしてはいましたが、静かな行動です。
 僕もそうですが、行くだけで集まることで訴えたいという人々ですから、声高に叫ぼうというのではなく、楽しみながら、できればオシャレにユーモアのセンスももってやりたい、という気持ちです。とにかくそう感じられる人々も多かった。
 従来の革マル派とか○○労組とかの看板や旗もありましたが、それ以上に普通の人、組織ではない人々が多かったと思います。僕もその一人ですね。
 連帯なんか、したくないと思っていますからね。人と同じ行動をするのも嫌だし。でもイラク攻撃に対しては、自分が声を上げないで、人がなにかやってくれるのをただ見てるか聞いているだけでは我慢ができない、なにかしたかった、そう思う人たちが集まった結果だったと思います。
 
でも参加人数はもっと多いかな、と思っていたのですが、主催者発表でも3万人です。野球の一試合でももっと人が集まります
 
こんなに少ないのでは、小泉さんにもなめられる筈です。翌日の新聞での取り扱いも大きくはなかったし
 
最寄り駅の新橋駅でも閑散としたものでした。渋谷・新宿の普段の賑わいにも届きません。人々の関心はこんなものかと思いました。日比谷公園内に入れば、さすが人は一杯でしたが
 
目に付くのは外国人の関心が高かったです。「私一人でも、これを訴えずにはいられない」という顔をしていました。やはり胸を打ちます反対に僕が好きになれないのは、組合?でしょうか、宣伝カーを先頭に、リーダーが音頭取りになって、言葉を連呼するやり方ですそんなことはしたくありません
 
音楽隊(沖縄のエイサー隊とサムルノリ隊とジャンベなどの打楽器を好きずきに叩いている)は楽しそうです。反対なんか叫ばなくても、その行動を楽しみに参加している風がよかったです
 
こういう時って、エイサーとサムルノリがやっぱり目立つ。彼らは元気がいいんですよ。和太鼓のチームは、僕が見た中では一つもなかった。和太鼓のノリじゃないかな、とも思う
 
これまでに一度もデモに参加したことが僕はありませんでしたし、だぶん僕と同じような初めての人も多かったと思います。まず、参加してみて、次にどうしようかな。という感じです
 
でもどうして今、イラクに爆弾を落とさなくてはいけないのか、まだ判らない。その加害者にはなりたいくないのです。

3月7日(金) 

 午前0時より受付開始しました「25周年記念コンサート」チケット先行予約受付が、午前10時過ぎに終了しました。たくさんのお申し込み、ありがとうございました。今後のチケットお求めに関しましては、引き続き、25周年のページでご覧下さい。

 午前0時にスタンバイして頂きました、沢山の皆さまに感謝いたします。ありがとうございました。後開演まで、4ヶ月弱、お楽しみに!

3月6日(木) 

 先日、映画「戦場のピアニスト」を観た。
 
気が滅入る映画である。人間の愚かさ、そして50年昔の話ではなく、現在も同じようなことを繰り返していることにだ。イスラエルとアラブの関係しかり、アメリカとイラクの関係しかり。そして今や日本もその戦争に参加しようとしている。遠く離れた場所での爆撃だが、もしこれが僕たちの住む場所で起ころうとしていたなら、どう考えただろう。簡単な話だ。絶対戦争回避の道を探し求める筈だ
 
やられる前にやるって? 今のイラクがそんなに火急に攻め入る必要がある場所だと思えない。その必要説明をアメリカも日本も国民にせずして、なぜ戦争を自ら起こそうとするのか、判らない。小泉さんも、世論を見捨てて判断するおつもりのようだ
 このまま黙ってテレビだけを見ていていいのか? 意思表示をするには、僕にでも出来る簡単なことがあった。関東の方は、3月8日(土)日比谷公園にお散歩に行きましょう!ひょっとしたら雨かもしれないけれど、冷え性の方や腰痛持ちの方は特に、腰にホッカイロなどを入れて温かくして行きましょう。

3月8日(土)日比谷公園 野外大音楽堂にて ピースラリー・ピースパレード
http://www.worldpeacenow.jp/
上記ページから「当日詳細情報」ページに進むと、くわしい情報があります

その他、東京以外の方は、下のページからお近くの場所を捜してください
http://give-peace-a-chance.jp/118/alljapan38.html

2月28日(金) 

 今日の朝刊を広げてみますと、まるで昨日の僕の書き込みを東京電力さんが読んでいてくれたかのような反応(まさか、そんなことはないでしょうが)で、「原発再稼働へ説明会」という記事が出ていました。

 電力需要がピークを迎える7月下旬から8月中旬ごろには、電力需要が冬よりも1千万キロワット伸び、原発10基分の電力に相当する。同社は「夏までに最低でも8基の稼働が必要」としており、・・・(朝日新聞より)

 原発10基分の電力って、そんなにも差があるのかと驚いてしまったが、夏と今とどこが違うのか?
 一番に思いつくのは冷房だけど。僕が夏に何とかして欲しいのは、夏が寒すぎることだ。公共施設から店舗まで、もう少し冷房を落として欲しい。暑いという人の声に合わせすぎる!寒いという人の意見が採り入れられたという話を聞いたことがない。電車もバスもビルの中でも、外との温度差が激しすぎる。数度調節するだけでかなりの節電になるだろう。そして、はっきりと原発何基分と判れば節約のしがいも僕たちに出てくるというものだ。
 
それともう一つ驚いたのは、「8基の稼働が必要」ということは、全原子炉17基のうちの他の9基はどういうこと? 使わなくても何とか大丈夫って電力会社でさえ言っているっていうこと? これでさえ、すごい節電だ。

2月27日(木) 

 東京電力が、ラジオ・テレビ・新聞で「引き続き、節電にご協力をお願いいたします」と盛んにお願いしている
 
現在、東京電力の全原子炉17基のうち13基の運転を止め、残りの4基も4月中旬までに順次停止し、点検作業に入る。という
 
これまでも原子力発電所問題を考える学識者の間では、「日本は電力が余剰生産されすぎている、原子力発電所がすべて止まったとしても、大きい影響はない」と言われていたが、それが実証されたことになる
 
電力会社は、電力の4割を原子力に頼っているというが、このまま僕たちも努力し(今の僕は何の自覚はないが)、原子力発電所が止まった状態でも、生活が大きく影響されることのない社会を維持してゆきたいと思います。この際、「このまま引き続き停止していただいて、すべての原子力発電所の廃止を検討、お願いいたします」と新聞の全面広告を出したいくらいの気分なのだ
 
東京電力さん、原子力に頼らなくても大丈夫だということがもう判りましたので、ぜひこのままでお願いいたします。いつも、ありがとうございます。

 学校での3学期は学習発表会の季節らしく(僕たちの学校時代は運動会と学芸会は2学期にあったように思うけれど)、太鼓アイランドのメンバー(学校の先生方も多いんです)からも、音楽会で太鼓を叩きましたという報告も頂いております。興味のある方は、こちらをご覧下さい(了承を得てご紹介しております)

2月25日(火) 

 昨夜の太鼓アイランド目黒でも、またそんな話になり(どんな話かは月刊・打組 3月号をお読み下さい。そちらに移動しました)、のっけから「じゃ、ちょっと作ってみようか」となりまして、即席6分間作曲講座をやりました。
 最初に言葉を考えるヒントをいろいろ話した後、考える時間を6分間作って、その時間の中で言葉を考えてもらいました。
 人のタイプでこういうのが得手不得手というのがありますから、速く出来た方がいいわけではありません。家に帰ってからじっくり考えるタイプの方もいらっしゃいますから。でも昨日は6分、ということでチャレンジしました。
 それで出来上がった言葉にリズムを付けて太鼓の曲にします。
 言葉を活かすことと、太鼓のリズムの面白さを引き出すことを考えて編詞編曲します。なかなか面白いものが出来ました。あんまり人前で演奏する、というようなものではないと思いますが、自分たちが叩く分には、充分すぎるほど楽しい曲が生まれると思います。

2月19日(水)

 昨日、夕方頃、25周年記念コンサート用チラシのデザインが送られてきました。いやいやすごいの!さすがに野村高志さんです。
  当人もびっくらこいてしまいました(僕のこと)。これが実際にはどんな色になるのかも楽しみですが、かなり派手です。やたらと明るいプロレス興行か?と思ってしまったくらい。
 でも僕はこのチラシを見て、元気が出ました。皆さまにも、元気になってほしいと願います。

 それと、このコンサートにつきまして、やはりこれまでの公演とは違う勢いでお問い合わせ、ご予約希望のお便りを頂いております。
 本当に嬉しいことなんですが、今後の混乱を避けるために、主催の25周年を祝う会事務局と相談いたしまして、次のご連絡を差し上げたいと思います。

 25周年チケットご予約ご希望の方は、ぜひこちらをご覧下さい

 新紀撃02淡路公演が、5月18日に決定いたしました!こちらはすぐにチケットのお求めができます。ぜひこちらをご覧下さい。

2月18日(火)

 今日は、また寒さが少し戻ってきた気がするが、もう寒さはあまり気にならない。峠を越した寒さだ。
 これからもう少しすると花粉症か・・・、と思い出し、昨日耳鼻科に行ってみたが。確かに予防には薬を飲むことだが、一ヶ月早く、それから5月まで毎日薬を健康な状態で飲み続けることに不安が残り、薬はもらわずに帰ってきてしまった。

 2月になってジムに通いだした。かなり前にも会員になったけれど忙しくて行く時間がとれず、2、3ヶ月で解約したが、今回はどうかな。
 週に2回行ければいいのだけれど。僕が入っているのはモーニングコースなので、ほとんどが主婦の方、美しい方からそうでない方まで非常〜に幅が広い。
 それと職業不明?の男性の姿もチラホラ。
 お一人はレスラーのような雰囲気でいつもバーベルで筋力トレーニングをしている。いつか話をしてみたいと思いながら、そうもいかない。 まず、ジムが全体的にみなモクモクと、ワッセワッセと運動をしているからだ。
 川沿いをウォーキングしている開放感はなく、ここでは、ちょっとせっぱ詰まった感じもある。
 僕もその中に入ってモクモクとしている訳ですが、当然、素晴らしいスタイルとか顔つきの方が入っていらっしゃると見てしまう。そりゃ、僕も男ですから。モクモクと取り組みながら、合間に鑑賞しています。
 それでまた女性でもすごい体付きの方もいるんですよ。モリモリの。そう言えば、去年イギリスでワークショップをやっていた時に、あちらでは挨拶で抱き合いますから、ワークショップが終わった後などで挨拶をする際に、ここでもすごい筋肉モリモリの女性がいたりして、つい僕がその体をパンパンっと音を立てて触りながら、
「ナイスボディ!グッ」って、自分では褒めていたつもりが、後で世話人のLさんから「トミダ、あれはだめよ。ナイスボディ!っていうのは、すごくイヤラシイ」と注意された。
 イギリスでは人の体を褒めることも難しいなと思った。セクハラにならないようにしないと、とその後、気を付けることにした。
 それでまた数日後、そのLさんがおへそにピアスをしていたので、僕がビックリして見ていると、Lさんが「私の彼なんかオチンチンにピアスしてるわよ」と平然と僕に言った。
 日本ではあんまりそう言う話は、他の人に言わないと思うがイギリスでは普通の会話らしい。 僕が「そんな話をしてもいいの?」と聞くと、「自分が彼の話をするのはいいのよ。どうしてダメなの?」と聞かれた。
 そうかつまり「あなたの彼の○○にピアスが付いてるんだって?」と聞いたりするとこれはもう確実にビンタを食らうことになるらしいが、自分で言うのはいいらしい。
 そんなことを思い出しながらモクモクと今日もトレーニングをしていた。モクモクじゃないか・・・?

2月16日(日)

 14日、バレンタインの夜のワークショップは、久方ぶりで川崎青少年の家で行いました。
 初めての方もお二人いらっしゃいました。この日のメニューは「チョコレートの太鼓」と「ミカンの太鼓」。チョコレートはイギリス製の手遊びチョコレートに僕が太鼓のリズムをアレンジしたものです。
 ミカンの太鼓は、ミカンを美味しく食べる方法を太鼓のリズムにしたものです。どちらも簡単なリズムですからすぐ覚えられます。覚えたところで、踊る太鼓にして飛び跳ねました。
 初めての方は、きっと筋肉痛かも・・・。でもまた来て下さいね。月に一回くらいは、川崎でも開催したいと思っています。予約が取れ次第、発表します。

 次回、3月10日(月)に取れました。チョコとミカンの第二弾をやります。ぜひのお越しを!

2月12日(水)

 海南での翌日は、隣町・牟岐町(むぎちょう)の手羽島(てばじま)に行ってきた。旅に出て、島の姿が眼にはいると落ち着かない。行ってみたくなるからだ。
 手羽島は無人島ではないけれど、静かな島だった。
 桜はまだだったが、春爛漫の陽気が僕を迎えてくれた。
 詳しくはこちらを月刊・打組 新年号が今になってしまいました。忘れていたわけではないのですが、ご勘弁を。

 今日は、僕のHP作成の師匠・青柳健二氏(本当は写真家)に、我が事務所までお越し頂き、新しい技の数々をお教えいただいた。
 フ〜ムなるほど・・・。流れは判ったが、そう簡単にはいかない。
 よっぽど暇な時に、写真のスライスに挑戦してみます。当分は無理ですが。しかし、今日は寒いですね。海南の春が嘘のようです。

※3月5日の太鼓アイランド江東、都合により中止となります

2月9日(日)

 早、二月になっている。
 このページに書き込みもずいぶんと久しぶりだ。生きていますよ。
 寒い寒いと思いながらも、だんだんと春を感じることもあります。昨日から徳島県の海南町に来ています。
 以前も一度指導に来ましたが、今回は作曲指導をお願いされて来ました。去年の夏、徳島市で阿波踊りを体験して、影響をされっぱなしですが、阿波踊りの太鼓を使って曲を作ってみたかったんです。
 市内の踊り連では、尻込みしてダメでした。ま、新しいことをやらなくても、伝統のあるものだけでも充分素晴らしいのですが、ちょっと冒険をしてみたい。そんな気持ちを汲んでくれたのが、海南太鼓の方でした。
 二日間でやっと、荒大枠までは行きました。まだ、ご挨拶程度の進行です。そんなに簡単にはいかない。また、4月に来る予定で、その頃にはすっかり春だろうな。

1月17日(金)

 今年の始めに『和太鼓 里味』がスタートしました。佐藤健作の提案で「二人で叩くときのチーム名が欲しいですね、何かありませんか?」とあり、メールで僕に尋ねてきた時、たまたま僕はイギリスにいて、隣りにHさんがいた。
 Hさんは一を訊くと十答える人で、それは英語ででも日本語ででも変わらない。とにかくしゃべりのスイッチが入ると止まらない人なのだ。
「Hさん、何かいい名前ありますか?」と訊くと案の定、「トミダサトウ トミサト フサフサ サトウトミダ サトトミ サトミ・・・」てな調子で口が勝手に30分ほど動き出し、その中から「さとみ」を選んだ。
『和太鼓 さとみ』って何だかスナックの名前みたいでいいかなと思ったからだ。でもやっぱり漢字があった方がいいので「里味」の字は僕が付けた。これで佐藤からオーケーをもらい、決まりとなった。

 和太鼓 里味のデビューは、今月11日の世田谷区の桜上水福祉園10周年記念式典で、公演としては15日の川越市市民会館中ホール「やまぶき会館」でありました。
 僕と佐藤の二人だけのコンサートは久しぶりです。これでコンビ名も出来たのですが、特徴としては、僕の自分の印象ですが、名は体を表す。里味の如く、 ほのぼのとしています。激しいのですが牧歌的な癒し系の感じがします。次回の登場予定は、9月13日(土)山口です。

1月7日(火)

 あけましておめでとうございます。今年もお元気で。何かいいことがありますように・・・。

 もうお正月気分も吹き飛んでいる方が多いと思いますが、まだ僕は正月気分です。去年の紅白を大晦日の夜9時過ぎから見ました。
 感激したのは
ビギンの『島人(しまんちゅ)ぬ宝』です。歌い出し前のコメントも良かった。大ファンの中島みゆきのコーナーでは、なぜか白けてしまった。小林幸子と美川憲一の衣裳対決などなんの興味もない。
 しかし、五木ひろし、なぜ大トリのあなたが歌ううたが「つんく」の『お母さんの子守歌』なんだ?なんの面白味もない歌をあなたの歌唱力でカバーしたところで、ちっとも心が動かない。この年にこそ、あなたに歌って欲しかった曲がある。
 それは『イムジン河(ガン)』だ。
 ワールドカップの共催と拉致問題。近年で韓国と北朝鮮がこれほど日本で取り上げられた年もなかった。あなたのイムジンガンを紅白で聞いてみたかった。それは和田アキコさん、あなたの歌声ででも聞いてみたい曲だった。胸の中の想いを、語らずとも歌って欲しい、とそう願う。
 沖縄出身歌手たちが、こんなにも堂々と誇らしげに多く出場したことが、そして明るい笑顔だったことが印象に残った。

 


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